労務管理とは、企業(組織)がその目的達成のために「組織内の秩序を安定・維持」し「組織力を活性化」する一連の手続きと管理の業務をいいます。
企業の目的は、「生産性を向上」し「適正な利益」を上げることです。
その企業(組織)を構成するのは「人」です。
労務管理は、生身の人間を対象とした管理です。元来、人間の行動は欲求を満たすためのプロセスです。
適切な労務管理を行うには、人間としてのこれらの欲求を十分に理解した上で実施することが大切です。
よって、これらのことを踏まえ「採用」から「退職」に至る体系的かつ効果的な施策を整備する必要があります。
また、コンプライアンスを遵守し(法令や社会のルールを遵守)、高い倫理感を持った健全な企業経営も必要です。多くの場合、職場の労務管理においては、法律に対する知識や理解の不足、管理者の認識の甘さなどの様々な理由によって労働法に関するコンプライアンスが徹底されていない場合が多いのではないでしょうか。
※つまり、労務管理とは、コンプライアンスを遵守した上で、企業で働く従業員一人ひとりが「満足し(納得し)」「やる気を起こし(働きがいをもち)」「経営者の思いや理念(ビジョン)を高いレベルで実現する(行動する)」ための様々な施策についての管理といえます。
労務管理が不十分であれば、経営者が望んでいるような行動を従業員はとってくれません。
従業員は心を持った人間であり、様々な欲求を持っている存在であるからです。
労務管理を怠るということは、従業員をないがしろにすることを意味します。
労務管理が整えられ、「大切にされている」と実感できれば、従業員は喜びを感じて真剣に職務に取り組み、経営者が望む以上のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。その結果、企業全体の生産性が高まり、業績は向上し、更なる発展につながります


